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産業医✕中小企業診断士の視点で挑む経営支援

【第5回】再休職を防ぐ「段階的リハビリ勤務」の設計と労務管理

執筆者の写真: 鈴木龍介
鈴木龍介
9月4日
読了時間: 1分

復職支援の総仕上げは、心身の回復度合いに合わせて少しずつ業務負荷を戻していく「段階的リハビリ勤務(試し出勤)」制度の運用と、明確な労務管理ルールの策定です。


  • 産業医の視点(段階的復帰のステップ基準): 段階的復帰は、以下のステップを着実にクリアしながら進めます。

    1. ステップ1(通勤訓練): 毎日定刻に起床し、図書館やカフェ等で一定時間過ごして帰宅する(生活リズムの確認)。

    2. ステップ2(短時間勤務): 午前中のみ、または週3日勤務で出勤(レベル1の定型業務のみ)。

    3. ステップ3(定時勤務・軽作業): フルタイム出勤でレベル2の準定型業務を実施。

    4. ステップ4(通常勤務への完全復帰): 残業制限や業務制限を段階的に解除。

  • 診断士の視点(中小企業向けリハビリ勤務規程の策定): リハビリ勤務を導入する際は、「短時間勤務期間中の賃金計算(ノーワーク・ノーペイの原則)」「リハビリ期間中の欠勤の扱い」「体調悪化時の休職期間通算ルール」を就業規則に明記しておくことが不可欠です。あらかじめルールを制度化しておくことが、労務トラブルを防ぎ、復職者が安心して段階的復帰に専念できる環境を作ります。

 
 
 

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