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産業医✕中小企業診断士の視点で挑む経営支援

【第4回】雑談で終わらせない「診断士式1on1シート」〜事実・感情・次のアクションを合意する対話術〜

執筆者の写真: 鈴木龍介
鈴木龍介
11 分前
読了時間: 2分

産業医×中小企業診断士 ショート対談

産業医:「診断士先生、若手の孤立を防ぐために1on1面談を導入する企業が増えましたが、現場の医師面談で聞くと『上司の説教部屋になっている』『天気の雑談だけで30分終わる』という不満が山積みです」

診断士:「形骸化の典型例ですね。面談シートや共通のフレームワークを持たずに上司の自己流で話すから、尋問か雑談のどちらかに極振れしてしまうんです」

産業医:「上司に詰問された瞬間、若手の脳内では扁桃体が暴走して防衛モードに入りますから、本音など絶対に出てきません」

診断士:「そこで、診断士の業務整理ロジックと産業医のメンタルケアの知見を統合した『1on1実践シート』を作成しました。時間は20分一本勝負です」

産業医:「どのようなアジェンダ構成ですか?」

診断士:「①【事実の確認(直近の成功と詰まり)】→ ②【感情の吐き出し(何に困り、どんな支援が欲しいか)】→ ③【次の最小アクション(来週までに実行する行動指標の合意)】の3ステップに絞り込みます」

産業医:「素晴らしい! 感情を受け止めたうえで、具体的な行動へ落とし込む流れですね。これなら脳の前頭前野が活性化し、面談を終えた若手がすっきり前を向いて自席に戻れます」


診断士×産業医の視点と解説

1on1を形骸化させないためのルールは、「上司が8割喋る場」から「部下が8割言語化する場」へと構造を反転させることです。

【診断士式・実践型1on1対話シート(1回20分)】


[ステップ1:承認と事実確認(5分)]

・「今週一番手応えがあった仕事は何ですか?」

・「予定通り進んだこと、前進したポイントを共有してください」

※上司はまず小さな達成を具体的に承認・賞賛する。


[ステップ2:課題と感情の開示(10分)]

・「今、何がボトルネックになっていて、どこに不安を感じていますか?」

・「私(上司や会社)が取り除ける障害は何がありますか?」

※否定せず傾聴。「そう感じていたんだね」と感情をそのまま受け止める。


[ステップ3:次週の行動KPI合意(5分)]

・「来週1週間で、100%自分でコントロールできる具体的アクションはどれですか?」

・「迷ったら誰にどう相談するか、ルートを確認しておきましょう」

※結果ではなく、次週実行する「行動の絶対数」を1つだけ決めて終了する。

 
 
 

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