【産業医×中小企業診断士が斬る】ただの綺麗事ではない!「健康経営」が銀行・求職者・取引先を引き寄せる最強の格付け
- 鈴木龍介

- 6月13日
- 読了時間: 2分
【第4回】健康経営と企業価値・SDGs
こんにちは。産業医・中小企業診断士の鈴木龍介です。 シリーズ第4回は、「健康経営」や「SDGs」という言葉が、中小企業の「競争優位性」にどう直結するのか、というビジネスの現実的なお話です。
「健康経営とかSDGsなんて、大企業がやる綺麗事でしょ?うちみたいな中小企業には関係ないよ」 もしそう思われているなら、非常に危険です。今やこれらのキーワードは、中小企業が市場で生き残るための「強力な武器(格付け)」に変わっています。
銀行・求職者・取引先から「選ばれる」基準
中小企業診断士として市場のトレンドを分析すると、現在、企業の「持続可能性(サステナビリティ)」に対する外部の目は劇的に厳しくなっています。
銀行(融資): 「健康経営優良法人」などの認定を受けている中小企業に対し、金利の優遇措置や専用の融資枠を設ける金融機関が急増しています。
求職者(採用): 圧倒的な売り手市場の中、今の若者(Z世代)は「給与の額」だけでなく「ホワイトな労働環境か」「社員を大切にしているか」をシビアに見ています。健康経営のバッジは、最高の採用ブランディングになります。
大企業(取引先): 大手企業はSDGsの観点から、サプライチェーン(取引先)に対しても「過酷な労働を強いていないか」をチェックし始めています。健康管理を怠る企業は、取引から排除されるリスクがあるのです。
社会のインフラとして選ばれる企業へ
国連が掲げるSDGsの目標3には「すべての人に健康と福祉を」、目標8には「働きがいも経済成長も」とあります。
従業員の健康を守ることは、単なる社内イベントではなく、「社会から応援され、信頼される企業になるための投資」です。 「あそこは社員を大切にする、持続可能な良い会社だ」。そう周囲から格付けされることが、結果として融資を引き寄せ、優秀な人材を集め、ビジネスチャンスを広げる最高のサイクルを生み出します。
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